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只今準備中ですが、少しずつお伝えしていきます。

パソコンの前で普通に制作。小さな作品なので場所は取りません。

お話ししながら、分かりにくいところは手元をカメラで写し伝わり易く。

試行錯誤ではありますが、回を重ねると少しずつ慣れて頂けます。

今回のウェブサイトリニューアルのメインとしてきましたオンラインワークショップを本日1月25日より受付開始します。

日本画画材に触れてみることを通して、普段と違う体験をして頂くこと。

京都より発信出来ればと思い、プログラム作成しました。

詳細につきましては、本サイトに新設しましたWORKSHOPページを是非ご覧下さい。

またお申込み・お問合せは、本ウェブサイトのインフォメールよりお願い致します。

日本画制作では、様々な過程がありますが、今回は水張り (みずばり)をご紹介します。

水張りとは、日本画以外にも水彩画など、水を溶媒とする絵を描くときに紙に歪みが生じにくいよう、一旦水に塗らした紙をパネルに張り付けるという手法のことを言います。日本画以外でも使われる工程ですので、合わせてご紹介したいと思います。

しかしながら、ここでは日本画で良く使われる和紙一般・麻紙(まし)をパネルに貼り付けることを前提にご紹介致します。

(胡粉の説明と同様に、工程についての文章表現は出来るだけ簡単な言葉を使うように心がけたいと思いますので、逆に専門の視点から見ると説明不足感もあるやもしれませんが、ご了承ください。本サイトWORKSHOPと同様にまずは画材などに触れて頂く感覚を大切にしたく思っております。)

まずパネルの大きさに合わせ紙を切り、裏から水を塗ります。

裏から水を塗った状態

裏返して、紙をのばします。空気が入らないように気をつけます。

裏返してパネルに置く

パネルの側面に糊を付けて貼っていきます。

パネル側面に糊を付けます

手や乾いた刷毛で空気を抜きます。

乾いた刷毛で延ばしているところ

端っこの処理も色々ありますが、私は厚みが出にくいよう折り込んで処理しています。

端の処理

水張りする際はどうしても端っこに空気がたまって、乾いてからふくれることがあります。しっかり伸ばせているか見て作業します。

すみっこに空気が入らないように注意

しっかり乾かして完成です。

パネルの側面

他の水彩画でも利用できる手法ですので、参考になれば幸いです。

日本画で使用する和紙。そのままを生紙と一般的に呼ばれます。

そのままだと絵具がしみ込んでしまうのでそれを止めるために「ドーサ液」を作りそれを紙に塗ります。ざっくりした説明ですが、この一連の作業を「ドーサ引き」と呼びます。滲み止めのための工程です。

ドーサ液とは膠液に生ミョウバンを溶かしたもののことです。

濃度も作家により様々ですが、よく使われる濃度としては三千本膠(棒状の膠、本ページでも写真に乗せています)1本に対し水800CCから1000CC 。その膠液に生ミョウバンを3グラムから5グラム程度。乳鉢ですり潰してから溶かします。

このドーサ液を毛布などの上で生紙にシワがいかないように慎重に塗っていく作業、これをドーサ引きと言います。

この工程も作家により様々で、表現の一つとして敢えて薄めのドーサ液を用いる方もいれば、分厚い紙を使うため濃い目のドーサ液を使われる(膠、ミョウバン共に)場合もあります。

勿論、画材店に行けばドーサ引き済みの和紙も販売されています。

どの過程から始めるか?は、まさしく料理と同じですね。

オンラインワークショップで使用している和紙は全て私自身に於いてドーサ引きしたものを使用します。とりあえず、絵具に触れてみて頂くことが目的ですのでそれらの下処理はこちらで準備したものをお送りしますのでご安心ください。

また取り組むうちにご自身でやってみたい!等の質問にお答えしていけるようにしたいと考えています。

1月25日より申し込み受付のオンラインレッスン。

日本画の画材紹介を少し簡単にさせて頂きます。とは言え、今はネットで何でも調べられる時代。ここではオンラインレッスンに使用する画材の一部をご紹介します。

水干絵具(すいひえのぐ)岩絵具(いわえのぐ)を膠(にかわ)を接着剤として絵皿で混ぜて塗れる状態の絵具(液状のもの)にして和紙などに描いていきます。この一連の作業。なかなか面倒なのですがそれを体験して頂くことが趣旨の一つです。

以下の写真、茶色い棒状のものが三千本膠(さんぜんぼんにかわ)というものです。これを水で戻し(膠の濃度も色々あります、作家さんによって様々ですし、他の形状の膠もあります)て使用します。画材屋さんではすでに液状にした膠も販売されています。体験の一歩としてはこちらを使用して頂きます。

以下画材の写真と水干絵具を溶かすところです。

まずは体験から。日本画は工程が沢山あります。また作家さんによってその工程も様々です。料理に例えると分かり易いかもしれません。

魚料理をするとき、料理人さんならば魚を一匹丸ごと買ってきて、さばき、部位によって様々な料理を作られますよね。でも家庭料理として考えた時になかなか「さばくところから」始める方は少ないはずです。切り身を買うことが一般的ですし、ある程度下処理をされたものを使うこともありますし、時には缶詰を利用して・・・時間と目的、どこまで手間をかけるか、何に重きを置くか?考えます。日本画制作もそれと同じようなものだと私は思っています。

私個人の作家としての拘りはあるけれど、まずは画材に触れて頂く、この感覚を体験して頂くためにはどうすれば良いか?その視点でレッスンを組み立てています。

少しでも日本画を身近に感じて頂くために。ちょっと普段と違う体験をして頂く機会になれば幸いだと思っています

卓上屛風の作り方2で紙継ぎができた板を屏風らしくしていきます。

和紙を貼っていきます。継いでいる紙の上から、模様のある和紙などを貼っていきます。糊は前面に塗ります。

大きさは板より5ミリ程度小さく切った大きさのものを使います。

紙を貼りこみ乾かしました。

反対側も貼っていきます。更に描く和紙をその上に貼っていきます。和紙の模様も様々用意しています。

オンラインレッスンでは限られた中ではありますが、ご希望の雰囲気や柄を選んで頂けたらと思い準備しています。自分で作っていく、その中で選べる楽しみも感じて頂ければ幸いです。

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