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あっという間に桜の季節も過ぎ・・。4月半ばとなりました。
先月から開催されているマイクロキャンバストルコ・シリア支援展に私も作品2点を制作して参加させて頂いています。
展覧会はインスタグラム上で開催・購入できます。
こちら「マイクロキャンバス トルコ・シリア支援展」を参照してください。
マイクロキャンバスは以前から何度か制作させて頂いています。モデルは我が家の黒猫「くろやん(くろちゃん)」です。



様々な表情を見せてくれる我が家の黒猫。マイクロキャンバスという小さな作品でしか出来ない表現をと思い制作しました。
小さな作品で描くテーマ、大きい作品で描くテーマ全く違う訳ではありませんが、それぞれでしか出来ない表現がありますし、それぞれをやりながら気付かされる表現の可能性もあり楽しんで制作させて頂きました。
インスタグラム上ですがご高覧頂けましたら幸いです。

手の大きさから作品の大きさを感じて頂けたらと思います。
暑い日が続いています。
昨日より開催されています「清流の国ぎふ芸術祭 第4回ぎふ美術展」 に私の作品を1点展示して頂いております。
ちょうどタイミングも合ったので、緊張しながら久々に公募展に応募したのですが、この度「奨励賞」を頂きまして岐阜美術館にて会期中展示して頂けることとなりました。
以下展覧会概要です。
「清流の国ぎふ芸術祭 第4回ぎふ美術展」
2022年8月13日(土)~8月28日(日)
10:00~18:00
休館日:8月15日(月)・22日(月)
8月13日(土) 14:00~18:00
8月14日(日)~27日(土) 10:00~18:00
※19日(金) 20:00まで延長
8月28日(日) 10:00~14:30
岐阜県美術館 (岐阜市宇佐4-1-22)にて
入場料無料
清流の国ぎふ芸術祭 第4回ぎふ美術展
(上記クリックして頂きますとウェブサイトへ移動します。詳細はこちらをご参照ください)
以下展覧会案内です。
こちらも合わせてご参照ください。


以下私の出品作品の一部です。

今回の機会を励みにし、コツコツと頑張っていきたいと思います。
会期中もしお近くにお立ち寄りの機会等がありましたらご高覧頂けましたら幸いです。
現在インスタグラム上で展示されている「#マイクロキャンバスでウクライナ支援展」に私も作品を一点展示させて頂いております。

4月2日より順次作品を更新しておられます。様々な作家がマイクロキャンバスを基底材として使用し、制作した作品がご覧いただけます。展覧会趣旨も記載されておりますので、是非以下のサイトをご高覧くださいませ。
私の作品はアトリエ同居猫である黒猫「くろ」をモチーフにしています。背景には金箔を使っています。

しっかり毛も一本ずつ描いています。ピンバッチ使用のため今回は艶出しニスで仕上げました。日本画画材を使用していますが、少し変わった風合いになっています。

敢えて指先で持ってみました。小ささを感じて頂ければ幸いです。
同居猫「くろ」は、引き取って半年。彼の猫柄(人柄)を観察し、やっと作品にすることが出来ました。引き続き取り組みたいと思っているモチーフです。
本日から始まります、神戸マイクロキャンバスプロジェクトの出品作品をご紹介します。
大丸京都店アートサロンESPACE KYOTOで出品させて頂いた黒猫をモチーフに居した作品「うつろい」からのスピンオフ作品です。

とても小さい作品です。(3㎝×2.5㎝)ピンバッチになっていますので、色々なところに飾って頂けます。
ちょっと制作工程とともにご紹介しますので小ささを実感してみてください。


上記の写真で少しでも大きさが伝われば幸いです。
是非会場でさがしてみてください。
「神戸マイクロキャンバスプロジェクト」につきましての詳細は以下ご参照ください。
昨日を持ちまして、京都大丸 6階 アートサロンESPACE KYOTOでの展覧会「枕草子にみる悠久の轍 安冨洋貴・山名しおり二人展」会期終了しました。
新型コロナウィルスのワクチン接種が進み、少し感染拡大が収まりつつある状況ではありましたが、厳しいご時世の中、会場へ足をお運び頂いた方々ありがとうございました。
またSNSやウェブを通して気にかけてくださった方々、本当にありがとうございました。
私自身としては、1年半から2年ほどかけて、ずっと様々なことと並行しながら精一杯、取り組んできた作品を展示させて頂きました。
ご高覧頂きました皆様を始め、この度の展示を支えてくださった方々、アートサロンESPACE KYOTOのスタッフの皆様、そしてご一緒させて頂きました安冨さん、本当に感謝しております。
絵を描く作業は孤独な作業ではありますが、展覧会や作品を発表させて頂くということは決して一人ではできないことであること、支えてくださる方々、様々な出会いの中でできることだと改めてこの度の展示を通して実感しております。
皆様、ありがとうございました。
また、しっかりと自分の足元を見て日々頑張っていきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

今回の展覧会では、それぞれの最大30号サイズの作品を展示しています。
その作品をご紹介します。
安冨さんの30号スクエア作品「Loophole」

「Loophole」の作品の対応文は以下です。
【218段 月のいと明きに】
月のいと明き(あかき)に、川を渡れば、牛の歩むままに、水晶などのわれたるやうに水の散りたるこそ、をかしけれ。
(現代語訳)
月がとても明るい夜に牛車で、川を渡ると、牛が歩くのにつれて、まるで水晶が割れたように水しぶきが散っていく、何とも素敵だ。
Loopholeとは直訳すると、抜け穴。抜け道。逃げ道等々です。
また壁などにあけた小穴、 通風・採光に合わせて使われることもあるようですね。英語の細かなニュアンスは正直なところ私は勉強不足で分かりません・・・。
しかしながら、上記の一文を選択された安冨さんの思い、また作品の印象から、私は抜け道のようなひっそりとした場所をイメージしながらも、ちょっとした小穴のような隙間から覗いた先にあった風が通る場所、またふと上から射した光の反射を合わせてイメージしました。
私は在廊中、会場で拝見していると、自分がもしこの作品の世界に入ることができるならば、ずっと隠れていたいような、秘密の場所のような・・・。そんな気持ちになりました。
次は私の30号Pサイズの作品「朝に去る色」です。

「朝に去る色」の作品の対応文は以下です。
【240段 雲は白き】
雲は白き。紫。黒きも、をかし。
風吹くをりの雨雲。明け離るるほどの、黒き雲のやうやう消えて、白うなりゆくも、いとをかし。「朝に去る色」とかや、詩(ふみ)にも作りたなる。月のいと明き面に薄き雲、あはれなり。
(現代語訳)
雲は 白いの。紫。黒い雲のもいい。風が吹く折の雨雲もいい。
夜が明けはなれるころの、黒い雲がようやく消えて、あたりが白んでゆく風情も、とてもおもしろい。「朝に去る色」とか、漢詩にも作ってあるようだ。月のとても明るい面に、薄い雲というのもしみじみとした趣がある。
これは身近な京都の風景です。下は水路が流れています。ずっと描きたいと思っていた場所の一つです。ふとした時に見つけ、何度も訪れました。
まず、この作品は「描きたい場所」があったのですが、作品にしていく過程では枕草子の一文、特に「朝に去る色」という表現に惹かれ、何とか絵にしたいと思いました。夜明けのことを「朝に去る色」と表現した清少納言の言葉の巧みさ。
私は単純に「なんて豊かな日本語表現だろう!」と思いました。
「黒い雲」を絵の中に込めるために、水面にしっかりと深い青や濃い色を置き、表現しようと試みた作品です。
この2点は以下のように展示しています。

「枕草子にみる悠久の轍 安冨洋貴・山名しおり二人展」
2021年10月13日(水)~19日(火) 10時~20時 (最終日は17時閉場)
京都大丸 6階 アートサロンESPACE KYOTO (京都市下京区立売西町79)
電話番号 075-211-8111
以下は作家在廊予定です。
13日(水)10~15時(山名)
14日(木)17~20時(安冨)
15日(金)10~12時 ・ 16~20時(安冨)
16日(土)10~16時(安冨・山名)※山名12時~13時前後のみ不在
17日(日)10~16時(山名)
※ 途中、食事休憩等により席を外している場合がございます
こういったご時世ですので、急な変更もあるかもしれませんが、その際は本サイトにお知らせ、もしくはアートサロンESPACE KYOTOさんへお伝えしておくように致します。
展覧会の様子、展示風景をご紹介します。
展覧会入口からの様子です

展覧会案内板です。

展覧会に寄せての文章です。綺麗に掲示してくださいました。
文面は安冨さんと一緒に何度も推敲を重ねました。

最大サイズ、それぞれ30号の作品を展示しています。

また順次展覧会の様子はアップしていきたいと思います。
展示した作品の制作工程などは、会期が終わりましたら適宜準備中のものも更新していきたいと思っています。
【只今準備中です】
テーマにしたい場所がありました。
ほぼ一年様々な季節に通って描くテーマを絞りました。普段は気になった景色から描き始めることが多いのですが、先に場所を決めて取り組んだのはこの作品が初めてでした。その工程を何度かに分けてご紹介したいと思います。

本ホームページにつきまして、私自身のプロフィールに一部誤字等が見つかりましたので、ひとまずトピックス欄にて訂正させて頂きます。
また年一回プロフィール欄も更新しておりますが、本年の分で反映されていない部分や卒業大学名の変更等もありますので合わせて記載しております。
プロフィールにつきましては、こちらをご参照くださいますようお願い申し上げます。(追記・訂正を太字表示しています)
山名しおりプロフィール2021年版
2003 年京都造形芸術大学大学院(現:京都芸術大学)修士課程修了。
制作活動とは別に 7 歳より約 17 年間、戸上和代氏にヴァイオリンを師事。
《主な出品歴》
2001 第 1 回佐藤太清賞展 福知山市長賞受賞 / 福知山市美術館(京都) 他
2003 東方の美(京都造形芸術大学(現:京都芸術大学)大学院企画展)/ 無名舎 / 京都
第 29 回春季創画展(同 04,05,07,11 ~ 15 年)/ 京都市美術館
第 30 回創画展(同 04,05,06,10 ~ 14 年)/ 京都市美術館・東京都美術館
2005 京展(同 10,11)/ 京都市美術館
2012 祇園祭によせて・・・扇子展出品 /Art Space-MEISEI/ 京都 ( 同 14 年・17 年)
2013 「春の調べ」展 / 数寄和 (東京)、数寄和大津
新鋭選抜作家展―日本画― /Art Space-MEISEI (京都)
2014 「秋の調べ」展 / 数寄和 (東京)、数寄和大津
新鋭女流作家五人展 / アートサロン ESPACE KYOTO(大丸京都店)
描く・育む・私の手 日本画展 / 一晴画廊 (京都)
2015 第 2 回続「京都日本画新展」 / 美術館「えき」KYOTO(同 16 年・17 年)
「伝わらないし、かみ合わない、けど。」/ 一晴画廊 (京都)
2016 新鋭画家 4 人展 constellation / アートサロン ESPACE KYOTO(大丸京都店)
宙の色、地の色。/ 一晴画廊 (京都)
2018 続京都日本画新展 × 京都茶寮コラボ企画展 /(JR 京都駅ビル内京都茶寮)
老子の道‐Tao- を描く / 一晴画廊(京都)
2019 京都日本画新展 in 二条城~ 100 人の画家・嵯峨野線を旅して~
/ 京都市 元離宮二条城(御清所および台所)
京都日本画家協会展第 7 期展 / 京都文化博物館(同 15 年・17 年出品)
2020 日本画家による扇子展 /Art Space-MEISEI (京都)
神戸マイクロキャンバスプロジェクト / モダナークギャラリー ( 兵庫 )
ココロに響くアートをお届けします / STORAGE GALLERY(旧 SANSEIDO GALLERY) ( 兵庫)
2021 SPOTLIGHT 展 (書店内におけるドローイング作品展示)/ STORAGE BOOKSTORE (兵庫)
その他グループ展等
《その他活動歴歴》
1999-2001 京都労働ニュース表紙画担当
2001 姫路市大塩「井野病院」にて病院内に壁画制作に参加
2012 「療育っていいな」(京都療育をよくする会著 かもがわ出版)扉絵及び挿絵制作
京都文教中学・高等学校へ作品寄贈
2015 印刷工業会会報誌 10 月号表紙採用
2017 勤務先 WEB サイトをデザイナーと共にリニューアル制作(解説イラスト等を担当)
2018 京都司法書士会企画親子法律教室オリジナル台本の挿絵制作(2019 年同チラシ等広報物制作)
京都市発達障害者センター「かがやき」にて自閉症スペクトラムの特性に合わせた合理的配慮について
保護者の体験をスライドで講演
老子の道 -Tao- を描く展において図録絵本をデザイナー、フォトグラファーの協力を得て制作
2019 ホームページ開設
かつてかかわった井野病院での病院壁画制作について再検証するため、なごやヘルスケアアートマネジメント講座受講及びワークショップに参加(同 2020 年 名古屋市立大学)
マルシェにてエコバック制作ワークショップとヴァイオリン演奏開催
2021 ホームページにてオンラインワークショップ企画・リニューアル
現在 京都日本画家協会会員 司法書士事務所で勤務する傍ら、絵画や挿絵等制作。
本日より来週から始まります「枕草子にみる悠久の轍 安冨洋貴 山名しおり二人展」の先行展示をして頂いています。
大丸京都店6階アートサロンESPACE KYOTOのすぐ横にありますショーケースにて各1点ずつ展示されています。
お近くにお越しの際にご覧頂けましたら幸いです。
またART百花繚乱 大丸・松坂屋アートブログ(大丸京都店アートインフォメーション)でも紹介して頂いております。以下リンク先からご覧いただけます。
ART百花繚乱 大丸・松坂屋アートブログ(大丸京都店アートインフォメーション)


少し私の作品の説明をさせて頂きます。今回の展示では作品に「枕草子」の一文を添えて展示するスタイルを予定しています。
それぞれが自分の作品から、また枕草子の一文からイメージを重ね合わせる形での展示スタイルを試みます。
この先行展示展示作品タイトルは「うつろい」です。
対応している枕草子の一文としては
【49段 猫は】
猫は、上の限り黒くて、腹いと白き。
(現代語訳)猫は、背中の全体が黒くて、お腹が白いのが良い
から着想を得ています。清少納言は猫は背中全体が黒くてお腹は白いのが良いわ!と言っていますね。それに対して私は成程、彼女は今でいうなら白黒のはちわれ猫ちゃんでしょうか?そういう感じが好きだったのかなぁ・・・と思い巡らしました。それも可愛いけれど私はお腹も黒い、黒猫が好きだなと思い、黒猫にしています。
というか・・・生後1か月くらいに保護した猫と3年前から暮らしており、彼がモデルなのです。私がリアルに感じている身近な猫。清少納言が語ってくれている猫。言葉と作品両方から様々に解釈してくださるような作品展に出来ればと思っております。猫好きの方であれば、それぞれお好きなイメージがあるのではないのでしょうか?(ちなみに以前飼っていた猫は7年ほど前に天寿を全うして亡くなりましたが茶トラでした。彼も可愛かったです。)
そしてバックに描いている「ほおづき」についても
【219段大きにてよきもの】
家。餌袋(えぶくろ)。法師。くだもの。牛。松の木。硯の墨。男の目の細きは、女びたり。また、金椀(かなまり)のやうならむも恐ろし。火桶。酸漿(ほおづき)。山吹の花。桜の花びら。
とあり、清少納言が「ほおづき」は大きい方が良いと語ってくれている文章を思い出し、確かに大きい方が良いなぁと思いました。
夏の前頃ほおづきの葉をスケッチし夏の終わりに大きなほおづきを見つけ、それを黒猫の背景に沿えました。
10月13日から始まります展覧会につきまして、来週から先行して私の作品が一点展示されます。
2021年10月13日(水)~19日(火) 10時~20時 (最終日は17時閉場)
京都大丸 6階 アートサロンESPACE KYOTO (京都市下京区立売西町79)
電話番号 075-211-8111京都大丸店
以下の作品を展示予定です。
額装は黒猫に合わせた黒でまとめております。
お近くにお立ち寄りの際にご高覧頂けますと幸いです。

10月13日から始まります展覧会の概要をお伝えします。
清少納言による随筆集「枕草子」。 平安時代に宮中で書かれた古典でありながら
、そこには、現在とさほど変わらぬ感覚で日々を過ごし、その中のふとした瞬間に
特別なものを感じていた様が伺えました。
今展では、出品作品とともに、感覚や世界観に共感を覚える枕草子の一節を添え、
悠久の昔から変わらぬ何気ない日常や身近なものへの瑞々しい視線を、日本画(山名)と鉛筆画(安冨)、20数点により展観いたします。
2021年10月13日(水)~19日(火) 10時~20時 (最終日は17時閉場)
京都大丸 6階 アートサロンESPACE KYOTO (京都市下京区立売西町79)
電話番号 075-211-8111
以下は作家在廊予定です。
13日(水)10~15時(山名)
14日(木)17~20時(安冨)
15日(金)10~12時 ・ 16~20時(安冨)
16日(土)10~16時(安冨・山名)※山名12時~13時前後のみ不在
17日(日)10~16時(山名)
※ 途中、食事休憩等により席を外している場合がございます
こういったご時世ですので、急な変更もあるかもしれませんが、その際は本サイトにお知らせ、もしくはアートサロンESPACE KYOTOさんへお伝えしておくように致します。
また、改めてご一緒させていただきます安冨さんの紹介をさせていただきます。
安冨さんは夜の心象風景を鉛筆で描いておられます。
以下はDMに掲載されている作品です。

大変繊細なタッチで描かれており、安冨さんの対象に向ける視線・ずっとテーマとされている世界観とともに文章もとても素敵で私の尊敬している作家さんです。
以下安冨さんのブログのリンクを貼らせて頂いておりますので
是非安冨さんの世界観をご覧ください。
展覧会に出品する作品のうち制作工程の一部を紹介します。
「制作工程の紹介1」で最初の部分を紹介していました赤い風景の方の作品です。
作家によって制作工程は様々ですし、私自身も本サイトで紹介しておりましたように作品の形状や素材・モチーフによって変えています。
この作品については小下絵(アイデアスケッチ・構想を作成した小さい作品)を数点作成し、またそこから似た風景をスケッチし、ということを繰り返しながら作成しました。
ざっとですが、時系列にご紹介します。

下絵に基づき水平線の位置を少しずつ決めていきます

少しずつ色味を加えていきます 遠景も同時に描きます

色が濁らないよう白い部分も残しながら描いていきます


描き込む部分と全体の色味を見ながら進めて行きます
手前に青味を足してみました


初めの下絵に基づきつつも道の幅も納得がいくまで詰めていきます
ほぼ完成まで近づきました。この作品は20号変形サイズですが、この作品からDM掲載作品は連作作品として描きました

両方の作品を比較しながら、会場でご覧頂ければ幸いです。
久々の投稿です。7月.8月と制作スケッチ等に取り組んでいました。またその過程等も随時制作工程でアップ出来ればと思います。
DMが出来上がりましたので、ひとまずお知らせさせて頂きます。

枕草子にみる悠久の轍
安冨洋貴 山名しおり二人展
会期 2021年10月13日(水)~19日(火)
10時から20時まで 最終日は17時閉場
会場 大丸京都店
アートサロンESPACE KYOTO
会期まで1カ月弱ありますので、引き続き出品作品についてもウェブサイトでお知らせしていけたらと思っております。
6月に作品工程を紹介しておりました作品も本展で展示します。
どうぞよろしくお願い申し上げます。


早いもので4月入学式のシーズンとなりました。
STORAGE BOOKSTORE書棚での作品展示、3月末で無事終了いたしました。
私の作品を機会にSTORAGE BOOKSTOREさんを訪れてくださったり、またお客様から様々な反応を返して頂いたことをお聞きしたりすることもできました。
更に、このご時世の中でネットを通して展示風景を見てくださった方から暖かいお言葉を頂いたり、と初めての試みで緊張致しましたが大変得るものが多く、このような機会を頂きましたこと、感謝の気持ちで一杯です。
これからも様々なご縁を頂く中で、少しずつ挑戦しながらも描いていきたいと思います。本当にありがとうございました。

現在、神戸元町にあるSTORAGE BOOKSTOREさんに於いて書棚に作品展示をして頂いております。
3月末までは展示して頂いておりますので、お近くにお立ち寄りの際には是非ご高覧ください。
しかしながら、このご時世の中で、なかなかご高覧頂けない場合もあるかと思います。
展示風景をご紹介しますので、お店の雰囲気とともに作品の雰囲気だけでも伝われば幸いです。

「STORAGE GALLERY(旧 SANSEIDO GALLERY)」のあるビルの2階にある書店さんです。ビルの入り口にある上記看板が目印です。



素敵な書籍の中に展示して頂いています。普段のギャラリー展示とは違う雰囲気を味わって頂けたら幸いです。私自身もこの展示に合わせ、ドローイング作品のみの展示にさせて頂いています。
私も先週、実際に展示して頂いている会場を観てきました。私の作品をきっかけにSTORAGE BOOKSTOREさんへ足を運んでくださった方がおられたり、またSTORAGE BOOKSTOREさんへいらっしゃるお客様が本を選ぶ合間に、作品を観て頂いている雰囲気を感じさせて頂きました。とても穏やかな時間が流れていました。
そんな様々な出会いの繋がりの中で作品を置いて頂いていることに改めて感謝の気持ちで一杯です。少しずつ暖かくなって参りました。私の展示終了後でも訪れて頂きたい場所です。
《店舗情報》
営業時間:12:00〜19:00
定休日 :火曜・水曜
住所 :兵庫県神戸市中央区三宮町1-16 三星ビル2F
アクセス:JR・阪神 三宮駅から徒歩10分
元町駅から徒歩3分
《オンラインストア》
https://storage.base.shop/
3月。少しずつ春らしくなってきました。
この度、神戸元町にあるSTORAGE BOOKSTOREさんに於いて書棚に作品展示をするという機会を頂きました。
STORAGE BOOKSTOREさんは昨年の「ココロに響くアートをお届けします」展でお世話になった「STORAGE GALLERY(旧 SANSEIDO GALLERY)」のあるビルの2階にある書店さんです。
その展覧会期間にも作品展示をさせて頂いたのですが、この度「ギャラリーを併設する、書店だからこそできること」に取り組みたいとの思いから、
この度、「作品の展示・販売のために、作家さんに本棚を貸し出すサービス」を始められました。
その取り組みを始められたこの3月に、ご縁を頂きまして、小さな作品を3点展示させて頂く運びとなりました。
私自身昨年展示させて頂いた際も、素敵な本の背表紙やカバーと共に自分の作品を展示して頂く。とても貴重な経験を得させて頂き、いつかまた展示してみたいと思っていたところに、このような形で実現させて頂きました。
本と共に展示して頂くのは私にとっても一つの夢であり、今後に繋がる一歩になり大変嬉しく感じています。
普段なかなか展示することができないドローイング作品に絞り、展示させて頂いております。お近くにお立ち寄りの際は是非、素敵な本を探しがてら作品を見て頂けましたら幸いです。
STORAGE BOOKSTOREさんのウェブサイト内の「STORAGEのミニギャラリー「SPOTLIGHT」が誕生。」という記事でもこの度の展示の経緯と私の作品についてご紹介頂いております。こちらも合わせてご覧ください。
アート・デザイン関連の書籍を取り扱われていて、ZINEや絵本、海外作家の図録も置いておられます。私の作品は3月中は展示して頂いている予定です。
《店舗情報》
営業時間:12:00〜19:00
定休日 :火曜・水曜
住所 :兵庫県神戸市中央区三宮町1-16 三星ビル2F
アクセス:JR・阪神 三宮駅から徒歩10分
元町駅から徒歩3分
《オンラインストア》
https://storage.base.shop/
皆様にとって良い春の訪れの時期となりますように。
そして、アートを身近に感じて頂けるきっかけになれば幸いです。



早いもので今年も残すところあと僅かとなりました。今年は作品発表の仕方も含め様々なことを考えさせられる年でした。そんな中、展覧会をする中で「日本画ってどんな素材を使うのですか?」「興味はあったけれど、これまで触れる機会がなくて」そんな声を聞かせて頂くことも多くありました。
昨年、子どもさん向けのワークショップに関わらせて頂いたことなどもあり、私ももっとアートや日本画の素材を身近に感じてもらう機会があればと考えていました。そこでこの度オンラインでのワークショップを立ち上げようと考えています。
まず、最初に、日本画・京都とイメージするに辺り「屏風」を作成して貰いたい!と思い至りました。
現在、卓上の屏風を試行錯誤しながら制作中です。大きさはハガキ大です。


和紙で継ぎます

柄模様の和紙を片面には張り込みます。基本的な屏風の紙継ぎを応用しながら手軽に扱える基底材を制作する予定です。
またページが準備出来次第お知らせしたいと思います。トピックスでも過程の紹介をさせて頂くことで少しでも身近に感じて頂けたらなと思います。
昨日、「ココロに響くアートをお届けします」の展覧会を盛況のうちに 会期終了することができました。私自身初めての神戸でのグループ展示でしたが、関西地区でも遠方よりお越し頂いた方々、そして神戸でご縁を頂き出会った方々、沢山の方々に支えて頂きました。
また時節柄もあり、でも作品を楽しみたいという思いで私のウェブサイトや展覧会ホームページを閲覧頂きました方々、本当にありがとうございました。
この度の展覧会でアートディレクションを担当頂いた小椋世都子さん始め、展覧会を支えるためにご尽力いただいた関係各所の全ての皆様に心よりお礼申し上げます。
時節柄、感染予防対策、換気等は勿論のこと、様々な状況を鑑みつつ私自身も体調管理に気を付けながら無事会期を終えられましたのも、お客様はじめご尽力いただいた方々のおかげだと思っております。本当にありがとうございました。
今後もこの神戸で展示させて頂いた経験を大切に、より良い作品が制作できるよう努力していきたいと思います。
最後に展覧会は終了してしまいましたが、会場風景とギャラリーのビル(神戸三宮)の外からギャラリーの窓が見えている風景をご紹介します。
出品作家の一人である「いのとみか」さんの大作の写真と会場風景です。ビルの外からも窓越しに作品が見えました。時間によって、そして場所によって変化する作品たちと空間。このような素敵な会場で展示させて頂きましたこと心より感謝申し上げます。(上記いのとさんのお名前をクリックすると、インスタグラムがご覧いただけます。)

私を含む出品作家の作品が窓の前に見える机に並んでいました

関西は雨模様が続いています。昨日より後半の会期が始まりました「ココロに響くアートをお届けします」の展覧会会期も残すところ、本日を含め3日間となりました。昨日も雨の中、絶え間なくご高覧頂くお客様が来られたとのこと感謝の気持ちで一杯です。そんな中で後半に向けて私の作品を展示している壁面の展示替えいたしました。

本展示のアートディレクションをして頂いている小椋世都子さんが、展示替えをしてくださいました。配置を変えるだけで、また新たな雰囲気の壁面展示が作り出されました。
アートディレクションとして関わって頂くこと、また出品作家の皆様の作品とともに展示させて頂くことで、一人では出来ない、作品の見せ方、見え方にして頂いておりますことに感謝です。
他の作家の皆様も適宜展示替えをされており、日々新たな表情を見せてくれる会場となっております。是非ご高覧くださいますようお願い致します。
私は最終日の日曜日に在廊させて頂く予定をしております。