INDEX
展覧会に出品する作品のうち制作工程の一部を紹介します。
「制作工程の紹介1」で最初の部分を紹介していました赤い風景の方の作品です。
作家によって制作工程は様々ですし、私自身も本サイトで紹介しておりましたように作品の形状や素材・モチーフによって変えています。
この作品については小下絵(アイデアスケッチ・構想を作成した小さい作品)を数点作成し、またそこから似た風景をスケッチし、ということを繰り返しながら作成しました。
ざっとですが、時系列にご紹介します。

下絵に基づき水平線の位置を少しずつ決めていきます

少しずつ色味を加えていきます 遠景も同時に描きます

色が濁らないよう白い部分も残しながら描いていきます


描き込む部分と全体の色味を見ながら進めて行きます
手前に青味を足してみました


初めの下絵に基づきつつも道の幅も納得がいくまで詰めていきます
ほぼ完成まで近づきました。この作品は20号変形サイズですが、この作品からDM掲載作品は連作作品として描きました

両方の作品を比較しながら、会場でご覧頂ければ幸いです。
久々の投稿です。7月.8月と制作スケッチ等に取り組んでいました。またその過程等も随時制作工程でアップ出来ればと思います。
DMが出来上がりましたので、ひとまずお知らせさせて頂きます。

枕草子にみる悠久の轍
安冨洋貴 山名しおり二人展
会期 2021年10月13日(水)~19日(火)
10時から20時まで 最終日は17時閉場
会場 大丸京都店
アートサロンESPACE KYOTO
会期まで1カ月弱ありますので、引き続き出品作品についてもウェブサイトでお知らせしていけたらと思っております。
6月に作品工程を紹介しておりました作品も本展で展示します。
どうぞよろしくお願い申し上げます。


只今準備中ですが、少しずつお伝えしていきます。
パソコンの前で普通に制作。小さな作品なので場所は取りません。

お話ししながら、分かりにくいところは手元をカメラで写し伝わり易く。
試行錯誤ではありますが、回を重ねると少しずつ慣れて頂けます。

ウェブサイトをリニューアルしました。
トピックス欄もブログ風にして、項目によってバックナンバーを見易いように工夫しています。
今回のリニューアルではオンラインワークショップのオープンをメインとしていますが、トピックス欄では特に日本画を身近に感じて頂けるように制作工程の紹介をしています。
これまでは展覧会のご案内を中心としていましたが、今後は「日本画」を身近に感じて頂けるトピックスを更新していきたいと考えています。
昨年より新型コロナウィルスの感染拡大もあり、なかなか外出したり、気軽に作品に触れて頂くことが難しくなってしまった・・・という現状はありますが、様々な環境下に於いてなかなか作品を観ることが難しいと感じておられた方、またこれまで日本画をやってみたいと思いつつも機会が無かった方へも身近に感じて頂けるようなサイトにしていければと思います。
京都から日本画を身近に感じて頂けるトピックスを発信していければと考えていますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

ホームページリューアル第一弾としてワークショップページが完成しました。
是非ご覧ください。
当ページトップからワークショップタグからも、勿論ご覧いただけます。
Lesson1からLesson3までご用意しました。
日本画の制作に触れて頂く機会を京都よりオンラインで発信していくことが目的です。今後もレッスンの種類は増やしていきたいと思っておりますが、まずは最初の一歩としてこの3つのレッスンを体験して頂けたらと思っております。
またトピックス欄においても、ワークショップの雰囲気を随時紹介していきたいと思っております。どうぞよろしくお願いします。
早いもので今年も残すところあと僅かとなりました。今年は作品発表の仕方も含め様々なことを考えさせられる年でした。そんな中、展覧会をする中で「日本画ってどんな素材を使うのですか?」「興味はあったけれど、これまで触れる機会がなくて」そんな声を聞かせて頂くことも多くありました。
昨年、子どもさん向けのワークショップに関わらせて頂いたことなどもあり、私ももっとアートや日本画の素材を身近に感じてもらう機会があればと考えていました。そこでこの度オンラインでのワークショップを立ち上げようと考えています。
まず、最初に、日本画・京都とイメージするに辺り「屏風」を作成して貰いたい!と思い至りました。
現在、卓上の屏風を試行錯誤しながら制作中です。大きさはハガキ大です。


和紙で継ぎます

柄模様の和紙を片面には張り込みます。基本的な屏風の紙継ぎを応用しながら手軽に扱える基底材を制作する予定です。
またページが準備出来次第お知らせしたいと思います。トピックスでも過程の紹介をさせて頂くことで少しでも身近に感じて頂けたらなと思います。
10月3日から始まります「ココロに響くアートをお届けします」では各作家達が通常の作品とともにマイクロキャンバスを使った作品を出品します。様々なジャンルの作家達がそれぞれの画材で制作しますが、私は日本画の絵具・画材を活用しながら制作しました。そのマイクロキャンバスの大きさとともに、日本画の制作工程をご紹介します。
マイクロキャンバスは既にキャンバス地が貼ってあります。小さくとも釘打ちされた本格仕様です。そのまま使用することもできますが、より日本画の絵具が定着しやすいよう、そして和紙の風合いの上での表現という視点から私は和紙(細川紙・美濃紙等の通常よく使われる雲肌麻紙よりも薄めの紙を使用しました)を水貼りして描いていきました。

バックにあるマットは1センチ方眼紙です。和紙に平筆で水を湿らせてから張り込みます。次にあるのはマイクロキャンバスチャレンジプロジェクトとして木肌から切り出した木材にキャンバスを貼り込んだ素材を提供頂いたものに和紙を貼り込みました。


次に下絵から線をひらって、写します。トレース紙を使ったり、小さいので下絵からカーボン紙を使ったり色々な方法を使います。比較にボールペンを置いてます。


通常の日本画制作工程のようにここから骨描きと言って線を墨で描いていきます。小さいので線も細く慎重な作業になります。更に胡粉などを塗り下地に色を重ねていきます。ほぼ面相筆の作業です。




私自身も日本画制作は様々な工程を踏んで行います。モチーフによっては骨描きよりも下地から作成することもあります。扇子の時に描いたモチーフの一部をマイクロキャンバスで活かして作成しました。伝統的な日本画制作工程を大切にしつつも素材によって描き方や工程を変えていく様子を通して少しでも身近に感じていただければと思いました。完成作品はまた適宜ご紹介します。
山名しおりインスタグラムでマイクロキャンバスの作品はアップしております。ご覧頂けたら幸いです。
https://www.instagram.com/yamanashiori
14日から始まる「日本画家による扇子展」の展示風景と作品を紹介します。

私の作品は左寄り真ん中の赤い道の作品と隣の扇子です。沢山の作家の皆様と展示して頂きました。夏らしい展示になりました。外のウィンドウからも楽しんで頂けます。

私の作品は壁面に展示させて頂きました。ギャラリー中央にも台の上に扇子が置かれています。扇子や扇なので、絵画と一味違い、両面楽しめる作品になっています。そして、それぞれの作家が小作品と扇子・舞扇、両方を展示して見応えのある展覧会です。


特に、上記「静」の作品は両面をお楽しみ頂けるよう思い切った絵柄にしました。


できれば、是非会場で実物をご覧いただきたいところではありますが、時節柄ウェブでもお楽しみ頂けるよう工夫・適宜アップさせて頂こうと思います。作品のご要望がございましたら、本サイトINFO欄よりご連絡くださいませ。(2日以内に折り返しのご連絡を致します。)
少しでも展覧会の雰囲気、夏の風情が伝われば幸いです。どうぞよろしくお願い致します。
工程を紹介していました、黒猫の扇子が仕立てあがりました。扇子になると、モチーフとした黒猫の雰囲気が変わりました。骨を黒にしたので引き締まった感じに仕上がりました。全体の画像は会期が始まりましたら展示風景とともに、こちらで紹介したいと思います。


黒猫の視線の裏側に蝶を配置しています。今回の展覧会はウェブでもお楽しみ頂けるように工夫していきたいと思っています。作品のご要望は本サイトコンタクトよりご連絡くださいませ。
7月14日から始まります、「日本画家による扇子展」。このご時世ですので、実際足を運んで頂くのも難しいと思います。お出かけできなくても展覧会や作品を少しでも親しみ楽しんでいただけるよう、制作工程の一部をご紹介させていただこうと思いました。
作家により様々な制作方法、工程がありますので、皆それぞれだとは思うのですが、私の場合はこのような手順で制作に取り組みました。まず、モチーフをスケッチしたり、構想を練り構図を考えます。その上で扇子の型を参考に(折り、断ち切りが書かれているもの)位置を考え、書き込んだりしていきます。

次にトレース紙を上において、主となる線を拾っていきます。これを扇面の紙に写していきます。

トレースした線を骨書き(墨で線を描くこと)していきます。

下塗から始めていきます。バックの色は下絵の時から決めていたので、全体に色を置いていきます。少し専門的な話にはなりますが、通常の日本画で使用する膠より濃い濃度で使います。扇面として仕立てて頂く工程があるので、定着力や使う絵具の粒子(岩絵具よりも水干絵具を中心に使いました)にも気を配り制作を進めます。


完成です。仕立ては 宮脇賣扇庵 様にお願いしました。扇子の骨も選ばせて頂くことができ、黒猫に合わせて黒色を選びました。

この後、いよいよ折の作業を経て扇子が仕立て上がります。さて、どんな風になるか?またご紹介させて頂きます。(本作品はギャラリーウェブサイト及びDMに掲載して頂いている作品です)

